2007年10月 7日 (日)

亡国の運動会

近所の小学校の運動会を見に行く。
小学生はいつものように元気いっぱいの明るい笑顔である。
それを見ていると
「うんうん,この国の教育も,まだまだ捨てたものじゃない」と感じてしまう。
が,一方で・・・
運動会を見に来た「親」の姿勢である。
ところかまわずシートを広げるわ
どど~んとデッカいレジャーテントを設営するわ
児童の応援テントの中に居座りビールで乾杯しているわ
ゴール付近は「事件現場か?」と勘違いするほどのビデオカメラ
敬老席のテントから勝手にパイプ椅子を持ち出し
校舎の影で数人のオヤジ達がタバコを吹かしている。
会場内禁煙のハズなのだけど。
駐車場はデタラメ駐車で無法地帯と化し
出られなくなった車のオーナーが係員にくってかかる。
本部席に「今の審判はおかしい」とクレームをつけてくる。
それはそれは好き勝手のオンパレードである。
「運動会」は,いつからレジャーイベントになったのだろう。
「この国は近いうちに滅ぶな・・・」
ふと,そんな妄想が右から左へ流れていくのである。
きっと,気のせいだよね・・・。
サラリと受け流さなくちゃ・・・ね。

2007年9月15日 (土)

早い・・・

それにしてもナンである。

この国の総理大臣が「や~めたっ!」と言ってから2日後には

新聞からその大臣の名前が消えてしまったのである。

次は「○○さんか」とか「○○氏優勢」な~んて記事は見るけれど・・・

この国の政治レベルって,所詮はそんなところか???

ずいぶんと寂しいことだと思うのである。

2007年1月19日 (金)

がんばれ ペコちゃん!!

不二家のズルが世間を騒がせている。
ズルは良くない。
ズルは「悪いコト」である。

でも,ちょっと頭のスミにひっかかるコトがある。
なんだか,モヤモヤ状態でスッキリしないコトがある。

確かに材料の期限切れを誤魔化すことは
「悪いこコト」である。
でも,でも,でも・・・
社長さんが「辞任」するホドのことなのだろうか?
全国のお店から,商品が抹殺されるほどのコトなのだろうか?
ひょっとすると会社が消えてしまうほどのコトなのだろうか?
そして,保健所とか,そういうのではなく
いきなり厚生労働省や農林水産省が出てくるのだろう?

誰か,「不二家」を食べてお腹でもコワしたのだろうか?
病原性の強力ウィルスでも発生したのだろうか?
ひょっとして,どこかで何人もの死者が出ているのだろうか?
毎日のニュースで衝撃的に報道されるほどのコトなのだろうか?

何度も書くが
確かにズルは「悪いコト」ではある。
誤魔化しは「悪」である。
でもね・・・。
そのうち,「国会」が動き出すのではないかと心配である。
証人喚問でも始めるのではないか・・・と不安でもある。

期限切れの原材料の使用は
実は国家の存続を揺るがす
「天下の一大事」のようである。

あれ・・・違うの??
私の「規範意識」の方が狂っているのかしらん・・・。
そうかもしれない・・・近頃,ちょっと,疲れている。

ねえねえ,寿司屋のオヤジさん!
この寿司ネタ,ちょっと古いんじゃない?
こんなん出したら
軍隊に包囲されてしまいますよ
戦車が突入してますよ!
である。

しかしナンである。
ここまでくれば「いじめ」である。
それも,かなりたちの悪い合法的な集団的な「いじめ」である。
そして,いじめているのは「国民」である。

やっぱり,私,ちょっとズレてるのかな?
でも!
がんばれペコちゃん!!
負けるな不二家!!
次からシッカリやればいいじゃないか。
多くの人々が・・・
いや,私は期待しているぞ!
である。

30萬アクセスに寄せて

気がつけばカウンタが30万を突破していた。
いつの頃から秒読み態勢に入っていたのかよくわからない。
毎日のアクセス数から察して2~3日くらい前のようである。
実に可哀想なカウンタである。
御免なさい・・・
ちょっとは気にかけてあげればよかったね・・・である。

それはさておき
御来場者の皆様には,深く感謝するのである。
粗製濫造の記事を読んでくださる皆様。
「まくばん」に質問を書き込んでくださる皆様。
そして,それに誠実に丁寧に答えてくださる皆様。
これらの皆様によって
幕ノ内勉強新聞はここまでやってこれたのである。
サイト開設は2005年の2月12日。
その日の入場者は2名であった。
以来,実に705日あまり。
1日平均で425人の入場者があった計算になる。

優柔不断で飽きっぽい自分の性格から考えれば
3日坊主に終わっても十分理解できるところであるが
それが現在まで維持できたのは
本当に多くの皆様のお陰があってのことと確信するのである。

だいぶ諄(くど)くなったが
感謝に感謝の念を重ねて
今後の奮闘努力を決意するものである。

頑張れ「まくべん」
頑張れ「中学生」
頑張れ「親御様」
そして最後に,頑張れ「みんな」である。

あ・・・教育再生会議の皆さんは
あまり頑張らなくていいからね。

あんなウケねらいの
対処療法的な考えでは
決して児童・生徒の皆さんの
勉強へのモチベは高まらないからね。

メッキ加工の「美しい国」なんて
誰も望んでいないのである。

それにしても,学校の先生方も実に忍耐強いのである。
ここまで言われて,よく我慢できるモノである。

頑張れ~「先生方」
あ・・・ナンの話だ?

2007年1月17日 (水)

千の風になって

早々の風邪の洗礼もなんとか潜り抜け
どうにか新しい年をスタートできたようである。

そう言えば,先日スーパーに買い物に行ったとき
ふと気付くと馴染みのある音楽が流れていた。
思い出したのは昨年暮れ。
もともと一生懸命に見ないテレビジョンである。
垂れ流し状態になっていたのは紅白歌合戦であった。

突然に,なかなか味のあるテノールが聞こえてきた。
「千の風になって」である。
初めて聞いた曲であったが,思わず聞き入ってしまった。
年の終わりに素敵な頂き物をしたような気分になった。

死んだ者,死にいく者が
この世に残していく者への思いを切々と語る。
大切な人を失い,悲しみに暮れる人々に
「さあ,元気を出して!」
「あなたは精一杯生きるんだよ」
という温かいメッセージを送っている。

幸いにも私の両親・兄弟・妻子は健在である。
とても大切な人を失う悲しみは経験したことがない。
それでも,この曲は私の心に深く浸透してくるのである。
そういう経験を持つ人なら,なおさらだろうと考える。

近所のスーパーの通路の真ん中で
思わずウルウルしている今日この頃であった。

幸せである・・・。

2007年1月 7日 (日)

風邪と共に行く年来る年

DJ・OZMAが裸だったとか裸じゃなかったとか言っている内に年が明け
気がついたら鼻水グスグス,ノドひりひりなのである。
それでも三が日の年始参りを強行し
なんとかかんとかお正月行事が終わったのである。

結果…,足かけ2年でひいた風邪は治らず
咳と熱と戦い続けている…。

あ…こんなところでブログってる場合ではない。
とにかく「食事」と「睡眠」である。

皆様も風邪などを召さぬよう,充分に注意してもらいたい。
ヘッ…クション!!

2006年11月 3日 (金)

未履修問題

プンプンプ~ン!

なんだかんだで50時間の授業でOKならば

最初から必修単位の必要時間も50時間に設定しなさい!である。

キチンと勉強すれば70時間が必要だから,「70時間」と決められたハズである。

やれば50時間でできるなら,最初から50時間で設定するべきである。

70時間かかるものを50時間で端折ってやれば,必ず「穴」ができるのである。

その「穴」を「公認しましょ」というのなら・・・

これがホントの「未履修」いや「不履修」なのである。

それにしても,なんである・・・一見,邪悪な大人達の犠牲になった

ナンの罪のない高校生諸君のようであるが・・・

入学時のシラバス説明もあったバズである。

ホントに何も知らなかったの? 気が付かなかったの?・・・である。

普通,社会では「知らなかった」は

タダの「勉強不足」として本人の責任で処理されるものである。

いったいこの国は,どこまで学生に「甘い」のだろうか・・・。

2006年10月29日 (日)

国際感覚

しかし・・・なんである。

大学に合格することが最重要課題であったとしても・・・

世界史を勉強せずに(させずに)高卒のライセンスを与えようというのだから

この国の国際感覚も,ずいぶん薄っぺらなものである。

高校で世界史を勉強しなかった高校生は

多分,大学でも世界史を勉強しないであろう・・・なので

世界史を知らない大卒社会人が巷にあふれるのである。

なんとも,あきれるほどのお粗末な「国際感覚」である。

駅前留学しているどころではないのである。

「小学校で英語教育を・・・」なんて論議している場合ではないのである。

きっと,ニッポンの歴史も・・・怪しいのである。

あ・・・「NH○子どもニュース」,ちゃんと見とこっと。

2006年10月23日 (月)

宙船2

中年バカ男三人組,居酒屋での会話
バカ男1:「いや,最近さぁ,宙船(そらふね)にシビれちゃってさぁ・・・」
バカ男2:「あ,あれね! イイヨねぇ,最近の歌にしてはさぁ!」
バカ男3:「オレも好きだなぁ・・・なんて言うかリストラと闘う男の歌だよね」
バカ男2:「リストラって・・・あれ,M&A(企業買収)の歌ナンじゃねえの?」
バカ男3:「ナニいってんだよ! あれはリストラと闘うサラリーマンの応援歌だろ!」
バカ男2:「お前こそ変だぞ!宙船は,外資に買収寸前の会社のことだぞ!」
バカ男1:「えっ!! アノ歌,いじめの曲じゃなかったんだ!」
バカ男3:「いじめなんて甘い甘い! 首切られたら,給料なくなるんだぞ!」
バカ男2:「一人くらいリストラされたから,どうだっていうんだ!」
バカ男2:「M&Aされたら,全員リストラだぞ!」
バカ男1:「いじめを軽く見るなよ! 結構深刻なんだからな!」
・・・以下,不毛の論議なので省略・・・

で・・・ハタと気が付いた。
「そうか,イジメもリストラもM&Aも・・・同じ構図なんだ・・・」
そして,中年バカ男3人組の結論は
「中島みゆきの歌で聞きたいね」であった。
嗚呼,情けないのは,酔っぱらい中年バカ3人組である。
頑張れ! 宙船!
頑張れ! 中学生! である。

2006年10月21日 (土)

宙船(そらふね)

最近聞いた楽曲であるが「宙船」は,イイ。

特にサビのところの
「お前が消えて喜ぶ者に お前のオールを任せるな・・・」
というところが,イイ。

ここ最近,再び三度,小中学生の痛ましい話に触れ
同時に「誰のせいだ」「責任者は誰だ」とかいう大人に事情による
不毛な論議に触れるたびに強く感じるのである。

そんなことより,どんなことより
自分の命を「武器」にするようなマネだけは絶対にやってはならないコトである。

君は十分に闘ったか? 
自分の死と引き替えにしてもいいくらいの満足のいく結末なのか?

今一度,死にたいくらいに悩み苦しんでいる中学生にお願いしたい。

「その船を漕いで行け お前の手で漕いで行け」
「お前が消えて喜ぶ者に お前のオールを任せるな!」
である。

そして,もうひとつ・・・

君の命は絶対に尊いモノであるのだが
その命を「武器」に替えても
結局だれも幸せにできないのである。
残されるのは未曾有の不幸ばかりである。

君が幸せになる道を選んでもらいたい。
そして,人を幸せにする道を選んでもらいたい。

「その船を漕いで行け お前の手で漕いで行け」
「お前が消えて喜ぶ者に お前のオールを任せるな!」である。